あたし的な、あまりにあたし的な

私的であるべきか、私的であらざるべきか。それが悩みの種である。

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崩壊の旋律



崩れ落ちゆくときに詠う叫びのような そのうたを
流れ星を横目に見るかのように聞いている

そのとき『誰』が消えたか、なんてことは重要ではない

個の人は時間を越える存在でないということ
それこそが識るべきこと

私たちはこの世では分けられ
順繰りに生き、そして死ぬ。

この流れ全体が『私たち』という『人間』の姿だ
完全体には全てが包括されている

この世においては
不完全に分割された『個人』が
別々に生まれて生きて死ぬ

この青さの下で
二つの生命が新たな生命を呼び込む

そうでなくとも
純粋な命の繋がりだけでも 完全体にアクセスすることができる
『私たち』の宇宙を感じ、垣間見る方法

・・・でも
この世での顕現をままに生きてただ
独りになりたかったんじゃなかったのだろうか?

いいや、私たちのいるこの場所が完全体の顕れ方を決定したために個として独りなのだ

しかし『人が独りで生きられない』というのは
『生きられない』のではなく、独りで生きることは自死でしかないからだ。
世を生きるという修行によって死ぬ前に、未練の悟りを得るのだ

これは『私たち』が完全体であるからだ。
しかし『わたし』は不完全体である。

醜くて当然
容易に壊れて当たり前

支えあうこと意外に
自分のためにできることなどない

『私たち』にも『私』にも

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夢を見る奴隷の夢(since '45)




夢を見ていたんだ


夢で良かった。 そこでは自分が奴隷だった

不思議でさ、 その自分を遠くから見ている自分がいて、どんな風にハメられて逃げだせないようになっているか すべて見えているんだけど 自分を助け出せないんだ


大声で叫んでみても なぜか届かない とても悔しくなって 泣けてきたところで 夢から覚めたら 実際に涙を流してた 涙の暖かさの感触で目が覚めたみたい




それからテレビを点けて ニュースをみていた
今日は3週間ぶりの休みだから 家でゆっくりしようと思う
ニュースはいつもと同じ調子 世界各地の紛争や 最近やたらと多い殺人事件


自分は恵まれていると思わなくちゃ 休みが殆どなくてキツくても 仕事があるだけ
これを拒んだら 向こう側に堕ちてしまう、、
ああ自分は奴隷じゃないんだ あれが夢で、ほんとに良かった


世界では 人身売買が行われているという


奴隷制度は、 廃止とされた最近までの手法を進化させて
闇で人命を売り買いする


闇から闇に葬るルートに押されて堕ちた人々が
世界の底辺で悲鳴をあげているのに誰にも届かない


そんな貧しい地域に生まれて のし上がろうとする人たちもいる
自分が騙す側になる事で
自分がやられる側から抜け出せる

騙しつづける


だってそれしかないんだ
一旦始めてしまったら 続けるしかない


それらはすべて恐れからきている

『自分がやられる側になるかも知れない』、という恐怖。
一度始めたら辞められない

回り回って自分の尻尾を噛むまで
騙しながら逃げつづける。 騙された同士を闘わせる。
麻薬入りの餌をバラ撒いて。
犠牲者たちに火を付ける
お互いを騙して奪い合うように。


そうして堕ちる人間が増えていき
騙す側は高みに姿をくらます

私たちはもちろん犠牲になる側だ
その餌に依存するかぎり




飢えさせてチラつかせる
麻薬入りの鼻先ニンジンは
人工の甘い夢で出来ている


その夢を繰り返し見るためだけに
同じものを求めるようになる


実際何が手に入るだろう
麻薬が見せる夢だけさ
その甘さに頭はボケていき
夢を見続ける為に人生を捧げてしまう
決してたどり着かない夢を
奪われた人生と置き換えて




夢を見る奴隷の夢を見た

夢を見ていたんだ

夢の為に愛も忘れて
自分自身さえ忘れて働かされている

『そんなの夢さ自分は大丈夫』… と寝言で言っている

夢見る奴隷の、奴隷の夢























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  遍在前駆体  

〔 ,,,Quo vadis? 〕




大気へと消散する魂

體は朽ち果てていく

蓄積された知識も、記憶も、消散する

それらをすべて取り去れば

一体何が残るだろうか





〔 Dominus mortificat 〕




船頭であった「自分」はもうない

肉体という境はなくなり

大気として拡散していくだけの

意志、想い、心、そして魂と呼んでいたもの





〔 ,,, et Reducit 〕




乗り換える体への欲求

保存された遺伝子を複製する

身体がなければ 己はない





〔 ,,,Deducit ad Infernum 〕




人間として 1プレイヤー として

人間世界のゲームに参加する

乱れ飛ぶ意志のスペクタクル

未来を、未来である今を見届けるため





〔 Miserere Nobis 〕




いつでも大気に還ることができる

空気の様に偏在する存在になれる

その自由を識るならば

生きる自由を識るならば

身体が朽ちると識るならば

己の終りを識るならば





〔 ,,, et Vivificat. 〕



























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  逆夢

 
 

             苦しみからの解放

           スカラベの労働、

         シーシュポス、

       甘い水、

    蜃気楼、

遅れた乾きの訴え




    遍在の眼は
       四方八方を見つめ射る
    全方位の彼方から視つめ射る




砂漠の航海術

  コンパスは朽ち果てる

    敵の打ち鳴らす太鼓は

      砂風の奏でる交響曲

        怖れる者には葬送曲

           "黄金郷"が誘い込む





            天の熱を溜め込んで

            狂気の夜が放熱させる

            まるで天災のままに

             苦い溜息を介し

           地の罪は産み落とされる




秩序は
殺す



              宙を掻く爪
              喘ぐ祈り声





           燃える地の意志の人柱

        朱を吸う黒
 
    絡み付き乗っ取る遺伝子
 
 野蛮のvelocity
 



オアシスまで遠い
白い夜の中心で

 
 
 
 
 
 

 
 
 














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桜乱 ~ SakuRa ~






さくら

今年も見ない

桜色

胸で咲く

出し抜けに

心臓を破り

脳天に轟く

抗えぬ命が湧き出して

体を抜けて歩き出す

私はそこにいる

どんどん進んで

眩しい激情の光源へと消えた

月夜がそれを映して見せた

目が眩んだから

夜が受け止めたのだ

月光にあやされて

黒土に滑り込む

胸にしまった光源が

目眩く境界(さくら)に同調する

焦がれながら桜

雅やかに咲き誇る

さくら

さくら

胸焦がす錯乱

さくら

さくら

月に咲く乱






















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